歯科界も新たなスタート!|葛飾区お花茶屋の歯科・インプラント|コージ歯科

歯科界も新たなスタート!

葛飾区お花茶屋のコージ歯科 貝塚浩二です、歯科関係のオクネットからです。『壁を越えた人的交流に新たな展開』

 

2023年度も終える時期になり、歯科界も新たなスタートを切っています。歯科大学、技工士学校、衛生士学校、歯科関連企業などの新入生・新人社員との新たな交流が始まります。の後の財産となるグループ・人的との交流になった具体例を紹介します。

 

まずは「齲蝕予防領域」グループです。歯科の分野での主な臨床領域は、外科、補綴、歯周、小児、矯正などですが、異例ですが、某歯科大予防関係者、歯科衛生士、雑誌編集者などが、個人の資格で集い、雑談・意見交換をするステージです。予防は、臨床家には、関心が薄い時代でしたが、本来は貴重な分野。海外某社の商品が日本市場で販売不可の時代でした。まだ、齲蝕予防にフッ化物応用が浸透していない時代でしたが、既にその重要性を評価していた臨床家グループとの出会いです。雑・議論が熱くなっていく中で、自然と勉強になってきました。その予防の背景を知り、今では私の歯科の基本姿勢に至ってます。メンバーの一人が“著者”として、予防に関する著書を改めて読み返すこと時代背景・予防の先進国の海外事情を知ることで、見方が広くなりました。

 

次は、編集部記者としては異例でしたが、ある意味ご法度の「マスコミ」グループです。現在の歯科記者会とは別に、オクネットが選択した有志の書籍編集者、広告代理店営業部員、歯科書籍の卸・営業部員などによる、歯科マスコミのグループです。さ出版社による違いを実感、編集者の経験にもよりますが勉強になりました。自然と送付されてくる書籍はその都度、一読して書評です。新書は興味深く読んでいました。中にはその後、全国的に著名になった歯科医師もいましたが、予想外の展開に学ぶこともありました。当時は、まだ大学と開業医とのは区別意識が歴然とあった時代。開業医の書籍刊行が珍しい時代でしたので、大学が一目置かれた歯科界でした。「言ってはいけないことは言わない。これが原則です」と念を押してスタートでした。

 

そして忘れてはならないのが「歯科界論客交流会」グループ。オクネット独自の人脈から縁があった歯科医で、臨床と医政に・関心を有する人に声かでできた交流会です。「地方で論陣をはっている歯科医師が、“酒席の場での会話で終わりは、残念だ」と主張。すると賛同者が出て、「意見対立で分裂は回避」「互いの意見の相違は認める」「感情論はなし」に配慮してのスタートでした。某先輩に「次世代に移行しないと歯科は、本当に時代遅れになるし、地味でも勉強は、しなければダメだ」と絶えず激励をされていました。国公立・私立、都市・郊外問わず、歯科医師としての熱い思い・意見を聞くことが、私の欠かせない日課になりました。様々な壁・抵抗感・不快な言動も受けましたが、それを乗り越えたからこその財産ができたと理解しています。

 

最後に、貴会のメディア懇談会。そもそも東京歯科保険医協会について「保険診療で良質な歯科診療を組織として主張している」と歯科業界で一目は置かれていましたが、その歯科協会がメディア懇談会を立ち上げるということで、説明会に参加したのが最初でした。一般マスコミ・歯科業界マスコミを問わずまさにオープン形式で開催するということでした。一般・歯科業界のマスコミでは、関心を寄せる視点が類似している問題でも、捉え方が違うケースもありました。そこでは、直接、編集者・恋者である当事者に意見を聞くことができ学習することになりました。モノの見方が広がります。ここでも、新しい出会いありました。時間の制約もあり、十分に担当役員との質疑応答ができないのが残念ですが、その時としてその返答からは、“喜怒哀楽”が伝わり、これも意味があります。