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次期参院選挙推薦候補は現職・比嘉奈津美議員に決定,日歯連盟臨時評議員会
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日歯連盟臨時評議員会:次期参院選挙推薦候補は現職・比嘉奈津美議員に決定

 

 2025年7月に予定されている参院議員選挙への対応について、127日に日歯連盟臨時評議員会が開催され、連盟推薦候補者に現職の参院厚労委員会委員長を務める比嘉奈津美議員(自民党・茂木派・福歯大卒)に決定したという。前回は落選後に繰り上げ当選して参院議員に就任という異例の経緯であった。次期は歯科界の代表として本選挙の比例上位で当選されることが期待されている。現在は、参院で適宜開催されている参院厚労委員会の委員長として責務を果たしている。

 

年末を控え注目は中医協であるが、2024年度の診療報酬改定に医歯薬の専門団体が注目しているが1117日には、歯科分野のライフステージ、医科歯科連携を始め訪問歯科領域などの課題が議論されたようだが、厚労委員会でも委員からは、中医協で議論された医療・介護・在宅・小児関連などの議論がされているが、委員会では、今後問題視される電子カルテ、電子処方箋などについても質問で取り上げられている。医療は当然だが介護、年金などの質疑応答が活発に議論され、武見敬三厚労大臣・政府参考人は政府側としての懸命な答弁をしている。委員会では、比嘉委員長が「求められていることに簡潔に答弁して下さい」「再度、質問を。誰にするのか指示して質問をして下さい」となど淡々と議事運営を進めている場面もある。

 

医療などの議論の場としてマスコミとしても注目される厚労委員会の委員長としての重責を担っているが、従来とは一転してマスコミの視線が向けられている。歯科界としては、山田宏前委員長の後継として委員長を務めているが、今回の臨時国会に続き、来年の通常国会でも厚労委員会運営を担うことになるが、次期参院選挙の推薦候補に決定したことでさら自覚が必要になる。今までは、“九州”という地域性のイメージであったが、あくまでの全国を背景にした日本歯科医師連盟の推薦候補者としての活動になる。

 

そもそも10月、歯科界に参院厚労委員会委員長に比嘉議員(平成研究会=茂木派)が就任内したという速報があった。山田宏委員長の後任ということだが、偶然、日歯連盟推薦議員が続けてなることにとになった。参院議員会館には議員本人は不在であったが、岡田英政策遺書が対応し「また重責を抱えましたが、誠実に務めて行きますので、本人に代わり引き続きご支援を宜しくお願い致します」と新たな責務の自覚を秘書としてコメントしていた。

9日・10日、メール・携帯であるが、関東ℬ地区の日歯連盟関係者・歯科技工士に比嘉議員が連盟推薦候補に決定したことに対してコメントを求めた。主なものは以下の通り。日歯関係者を中心に歯科関係者に広く名前を浸透させることが必要であり、厳しい意見もあったが、集約すると以下に通り。

 

○「当然ではないですか。既に厚労省の委員会の委員長をしているので。歯科界全体で応援ですね。ギリギリで当選では、本人もそうですが、日歯連盟が恥ずかしい。高橋日歯会長が連盟会長時代、繰り返し言っていたが、与党に訴えるには、当選の“獲得票数”と強調していたから、会員も頑張らなくてはダメですね」(神奈川県・歯科医師)

○「参院議員の2つの議席は山田先生と比嘉先生で決まりですが、その政治家としての活動評価は難しいですが、着実に成長してほしい。会員は敏感になっていますからね」(s埼玉県・歯科医師)

○「実績を積むことになりますが、正直、歯科技工士には馴染みがありません。地区技工士会の役員は違うかもしれないが。技工士にどんどん会ってほしい。技工士問題をどう理解されているのか、直接聞きたいです。無理ですかね」(東京都・技工士)

○「山田先生と比較されてしまいますが、気にせず“歯科医師”であることを忘れず、自分の姿を堅持した議員でいてほしい。山田先生は目立つけど、マイペースで議員を務めればOKです。余計な期待はしていません()(千葉県・歯科医師)

○「日歯連盟推薦の二人は互いに連携していると信じています。どうしても手柄合戦に暗になりますが歯科界の代表ですから。ただ、キックバック問題で、自民党は大変だが()(東京都・歯科医師)

○「本来なら話は別にしたいのですが、石井みどり先生は元気なのですかね。議員の引退も様々ですが、勇退する議員が、後継と目される議員を応援する姿も見せてバトンタッチの光景がいいのですがね。それができないですね、日歯連盟のダメな点。いつも交代に問題・禍根を残すようでは。それにしても、どうしても山田先生の言動目立ちます。まあ、比嘉先生はキャリアを積んでいると思えばいいのでは。地味でいいてす」(軍馬県・歯科医師)

○「技工士さんも衛生士さんも、直接話をしたことはないと思う。それで応援・投票をお願いしますと言われても。日歯連盟で決めたから、技工士も衛生士も投票してくれると思っていたらダメ。歯科界の代表の意識は必要だから。歯科界も世代交代が始まっていますからね30代の以下の若い歯科医師は冷めているかもしれないですよ、でも応援します」(東京都・技工士)