Z世代明大学生の歯科へのイメージ|葛飾区お花茶屋の歯科・インプラント|コージ歯科

Z世代明大学生の歯科へのイメージ

Z世代明大学生の歯科へのイメージ:「抵抗感は希薄」「歯は大事と理解」など

 

 高校・大学の受験シーズンであるが、歯科医師の国家試験は、127日・28日、合否発表は315の予定。毎年問題指摘される国試の合格率あh約60%。関係者もその対応に追われている歯系大学と同年代の総合大学・明治大学学生から、一部であるが歯科のイメージが確認できた。現在の学生はZ世代に分類される。価値観の押しつけ嫌う「Z世代」で、生まれた時からパソコンやスマホがあり、高速インターネットが整備された環境で育ってきた。そのため、友人とのコミュニケーションや買い物、勉強などあらゆるものがネット中心で、複数のアカウントを持ってSNSも使いこなす。デジタルネーティブの若者たちは”Z世代”と呼ばれるようだ。

 

1990年代中頃から2010年代前半に生まれ、現在は中学生から20代後半の若者たちだ。Y世代(ミレニアル世代)に続くことから、米国など各国で“Z”の名を付けて呼ばれるようになったという。ネットを使いこなして生活しているというだけではない。社会的格差が大きくなり低賃金の非正規雇用が多い時代に生きているせいか、経済的には保守的なのも特徴だ。堅実な金銭感覚で見えを張ることはせず、コストパフォーマンス重視で、家や車などの所有欲があまりなく、シェアを選ぶ傾向が強い。

一方、音楽や動画の配信、飲食など自分の気に入ったものには出費を惜しまないという。多様性を大事だと思う傾向が強く、性別や国籍、人種など多様な個性を持った人々との共生を尊重し、特定の価値観を押しつけられるのを嫌がる。LGBTQなど性的少数者の話題が社会をにぎわせ、身近なところでも外国人や障害者、難病患者らが目に入ることが多くなったせいかもしれないと言われている。

 

11月に開催された明治大学の文化祭にて常設の校友コーナーで、先輩校友と現役学生の交流・雑談の場となっている。“明治は一つ!”の一環のようだ。主に渉外担員ほか(1~2年生)”からの意見を集約できたので一部を紹介する。医療系の学部がないのが明大の欠点であるが、“歯科”は誰でも尋ねることができる質問項目であり、オクネットの任意であるが、現役学生の認識を確認した。コメントは以下の通りである。

 

○「最近の歯科医院は綺麗ですね。親父が行っていた当時とは違います。それに驚きです」(男・1生年)

○「正直、歯医者は嫌いです。歯科医院で不愉快な思いがあったから。今は違うと思いますが・・・。今でいうパワハラですね」(男・2年生)

○「矯正歯科に関心があります。行くかどうか悩んでいます。昔ほど抵抗感はいです。女性の歯医者さんのところに・・・」(女。2年生)

○「今は大人でも矯正ができるんですね。子どもの時代でないとできないと思っていたのですが。これって凄いことです」(1年生)

○「姉が、今、医者に行っていますが、満足しているようです」(女・2年生)

○「歯医者には縁がなく、ほとんど行っていません。歯医者さん、御免なさい!でも、これからも行かなくて済むように、歯みがきはしてますよ」(男・2年生)

○「高校の高校の同級生に一人が歯学部に行った人間がいますが、どうしていますかね。開業したら行ってみようとお思います()(男。2年生)

○「歯医者さんを探すのはネット。皆、良いことを書いていますね。一応信じていますが、本音は知人の紹介です」(男・2年生)

 

 

○「なぜ、歯学部を目指したのか。身内だからですかね。歯学部は易しいのか、難しいのか、本当のところかわが、どうなのか気になります。マスコミの情報しかしらないですが」男・2年生)

○「二代目、三代目ならいいですけど、まったく歯科関係者がいない環境だと考えると難しいのでは。まず入学時・6年間、経済的に厳しいです」(男・2年生)

○「明大の理工学卒業した人間が都内の歯学部に入学した先輩がいると噂を聞きましたが、何かあったのですね、それも人生ですから、頑張ってほしいですね」(2年生)

○「歯医者が多く感じるのは事実。この京王線・明大前でも目立ちます。歯科医院の選択に困りますね。教えて下さい」(男・2年生)

 

以上であるが、今回は、身内に歯科医師がいる学生はいなかったが、歯科・歯科医師の負のイメージha少数派。繰り返しになるが幼少時代の歯科診療・歯科医師のイメージは後々にも影響を与えるようで、学校歯科医・小児歯科医の言動がさらに問われているかもしれない。“歯は大事だ”“歯医者は変わった”というイメージが浸透しているのは間違いさそうだ。食事に関心を寄せれば、当然、歯・口で楽食・楽話を期待を無意識ながらしているのが日々の生活です。。