参院厚労員:武見厚労大臣、比嘉委員長、山田宏理事が改めて活動スタート|葛飾区お花茶屋の歯科・インプラント|コージ歯科

参院厚労員:武見厚労大臣、比嘉委員長、山田宏理事が改めて活動スタート
  • HOME
  • ブログ
  • 参院厚労員:武見厚労大臣、比嘉委員長、山田宏理事が改めて活動スタート

参院厚労員:武見厚労大臣、比嘉委員長、山田宏理事が改めて活動スタート

 

参院厚労委員会における議論が119日からス本格的にタート。武見敬三厚生労働大臣を始め、比嘉奈津美委員長、山田宏理事の活動がスタートすることにもなった。日医推薦の武見議員が医療界行政の政策等を管轄する厚労大臣就任した当時、問題視するマスコミがあったことから、大臣答弁等が一躍注目されることになった。119日、本来の議論を始める前に野党委員から、武見大臣の政治家パーティーについての疑惑報道について確認される場面があった。一般に問題化されないケースだが要旨は以下の通り。

 

大臣が代表を務める政治団体「敬人会」が、かつて政治資金パーティを開催したが、政治資金収支報告書(収支報告書)に記載していないとして、昨年10月末に政治資金規正法(以下、規正法)の不記載罪として、東京地検に刑事告発されていた。告発状によると、「敬人会」は2021年に4回の政治資金パーティを開催。規正法では、1000万円以上の収入があるものを“特定パーティ”と定めているが、「敬人会が開催したパーティはいずれも1000万円を超えているので「特定パーティ」になる。 「特定パーティ」ならば、その名称、開催年月日、開催場所、及び対価に係る収入の金額並びに対価の支払をした者の数を収支報告書に記載することが義務付けられているが、武見事務所の「敬人会」の収支報告書にはそうした記載は一切ない。 規正法で定められている政治資金パーティの場合、20万円を超える対価を支払った法人、団体及び個人は、収支報告書に名称や金額など明細を記載する義務があるが、「敬人会」はその明細も記載していないという。

 

参加した医師連盟などは「パー券購入」と明記 「東京都医師政治連盟」「日本医師連盟」など複数の団体が、「パーティ券購入」などの名目で「敬仁会」に支出していることが、それら団体の収支報告書から確認できるという。この事実について武見事務所は次のように答えている。 「ご指摘を受けた事業は、開催間近の感染拡大状況に鑑み、(中略)WEB配信事業型とすることに決し、(中略)4回の事業については、いずれも『その他事業』として収支報告書に記載しているところです」とし、要するに、オンラインのイベントだから政治資金パーティではないという解釈のようだ。

 

「政治資金パーティは本来、大勢の人を集めて、高額な会費なので飲食の提供もあります。一方、動画配信事業とその録画DVD配布だけの事業は、大勢の人を集めることもしないので、政治資金パーティのように高額な会費を徴収できるはずがありませんが、それなのに、「敬人会」が2021年に開催した事業は、動画配信事業・録画DVD配布だけの事業と言いながら、政治資金パーティのように一人2万円の会費を徴収していたのです。“動画配信事業・録画DVD配布だけだから政治資金パーティではない”と強調して一切記載していないというのが趣旨である。武見厚労大臣は、「役所に相談して冷静に法律に則り処理したと認識している」と言葉を選び答弁。日医・都医推薦候補であった武見議員は、東京都を選挙区にしており、当然ながら都歯・同連盟との関係は、相互信頼にある。当時の髙橋英登都歯連盟会長とは深い信頼関係にあるが、法的に問題なくとも、マスコミ報道で“歯科”が明記されると過去の歯科の負のイメージが蘇ってくる。看過される問題とされるがさらなる留意は必要だ。まずは、本格的な議論のスタートが期待される。比嘉委員長、山田理事は、新たなスタートを切った。歯科界の注目は続く。

 

【主な参院厚労委員会委員】委員長=比嘉奈津美(歯科医師・自民)、理事=羽生田俊(医師・自民),星北斗(医師・自民党)、山田宏(自民)、打越さくら(立憲民主党)、秋野公造(医師・公明) 、委員=石田真宏(看護師・自民)、委員=自見はなこ(医師・自民)、猪瀬直樹(維新)、梅村聡(医師・維新)、生稲晃子(自民)