フ レ イ ル と は 、 高 齢 者 の 筋 力 低 下 、 栄 養 不 足 、 生 活 の 質 の 低 下 な ど 、 さ ま ざ ま な 健 康 問 題 の リスク と な る 状 態 で す 。|葛飾区お花茶屋の歯科・インプラント|コージ歯科

フ レ イ ル と は 、 高 齢 者 の 筋 力 低 下 、 栄 養 不 足 、 生 活 の 質 の 低 下 な ど 、 さ ま ざ ま な 健 康 問 題 の リスク と な る 状 態 で す 。
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 フ レ イ ル と は 、 高 齢 者 の 筋 力 低 下 、 栄 養 不 足 、 生 活 の 質 の 低 下 な ど 、 さ ま ざ ま な 健 康 問 題 の リスク と な る 状 態 で す 。 早 め に 気 づ く こ と が 予 防 の 第 一 歩 、 今日から 意 識 し ま し ょ う ! フレイル予防食べて動いて元気に!

フ レ イ ル と は ? 日本老年医学会が 2014 年に提唱した概念で、「frailty (虚弱)」の日本語訳です。わかりやすく言うと「加齢に より心身が衰えた状態」のことで、健康な状態と要介護 状態の間のことをいいます。 「身体的フレイル」のほかに、うつ状態や軽度の認知症 の状態を指す「精神・心理的フレイル」、社会や家族との 繋がりが希薄化する「社会的フレイル」があります。 これら3つのフレイルが連鎖していくことで、老化が 急速に進むといわれています。

健 康 寿 命 を 延 ば す カ ギ !「 フ レ イ ル 予 防 」 日本人の平均寿命は年々延びつづけており、2022 年に は男性 81.05 歳、女性 87.09 歳と元気な高齢者が増えて います。平均余命から健康寿命を引いた「要介護状態」 の平均年数は、男性 約 9 年、女性 約 13 年と、依然として 長い状態です。厚生労働省によると高齢者の軽度・要介護 原因の1位は「衰弱」とされており、この衰弱には加齢 に伴う「フレイル」が含まれています。また、関節疾患 や転倒・骨折も主要な要介護原因であり、フレイルととも にロコモティブシンドローム、サルコペニア予防の意識 が重要といわれています。

フ レ イ ル ・ロ コ モ ・サ ル コ ペ ニ ア の 違 い ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは、運動器(骨、軟骨、 筋肉などの組織)が衰え、歩行や立ち座りなどの移動機 能が低下した状態を指します。また、サルコペニアとは ロコモの中でも骨格筋量が減少し、筋力が低下した状態 を指します。2030 歳代に比べ、7080 歳代では約 30 40%の骨格筋量が減少しますが、握力や歩行速度の 低下を合わせて、サルコペニアの診断がされています。

早 め の 対 処 で 維 持 ・向 上 身体的フレイルには「可逆性」という特性があります。 早めに適切な治療や予防を行うことで進行を緩やかにし、 健康に過ごせていた状態に戻すことができます。家族や 主治医が高齢者の様子に目を向け「歩行速度が落ちてき た、食事でむせることが増えた、家族と住んでいるのに 1人で食事をしている」など、早めに気づいてサポート することで要介護状態にならずにすむ可能性があります。

フレイル チェック! 2023 7 月 東京都健康長寿医療センター研究所の研究 グループは、大阪大学や慶應義塾大学らと共同で「SONIC 研究」で収集したデータを分析し、「後期高齢者の質問票」 に含まれる「フレイル関連 12 項目」のうち、4項目以上 の「リスクあり」と考えられる回答でフレイルの可能性 があることを明らかにしました。(国際学術誌「Geriatrics & Gerontology International」に掲載) 《 後期高齢者の質問票 》フレイル関連 12 項目 ① 1 3 食きちんと食べていますか半年前に比べ固いものが食べにくくなりましたかお茶や汁物などでむせることがありますか ④ 6 ヶ月間で 23kg 以上の体重減少がありましたか以前に比べて歩く速度が遅くなりましたかこの1年間に転んだことがありますかウォーキングなどの運動を週1回以上していますか周りの人から「いつも同じことを聞く」などの物忘れ があると言われていますか今日が何月何日かわからない時がありますか週に1回以上は外出していますかふだんから家族や友人と付き合いがありますか体調が悪いときに、身近に相談できる人がいますか

メタボ対策から「フレイル予防」へギアチェンジ 65 歳以降の高齢期の BMI は、中年期とは異なり、少し 高めの方が理想的といわれています。低栄養予防のため、 一日3回のバランスの良い食事と十分なタンパク質の 補給、さらに、定期的な運動を組み合わせることでフレ イルを予防・改善することは可能です。 次回は、働き世代から始められる「食事と運動のアプロ ーチ方法」についてお伝えします。

高齢者の健康・ヘルスケアに役立つおすすめサイトは高齢者の健康・ヘルスケアに役立つおすすめサイト」の記事(https://caresul-kaigo.jp/column/articles/11680/)がお勧めです!

【参考資料】 厚生労働省「簡易生命表」令和 3 年、日本老年医学会雑誌 51 6 2014、月刊地域医学 vol32 No4 2018vol32 No5 2018、厚生労働省 HP、 理学療法学第 45 巻第 6 417421 2018,公益財団法人長寿科学