島村参院議員の逝去|葛飾区お花茶屋の歯科・インプラント|コージ歯科

島村参院議員の逝去

島村参院議員の逝去に衝撃走る:日歯連盟は困惑&水面下では今後の課題浮上も、東京都葛飾区お花茶屋のコージ歯科です、島村参院議員は日大二高の後輩で何度かお会いしたことがあったんで,びっくりしました!

 

歯科界が期待している島村大参議院議員が830日、ガンのため都内の病院で亡くなった(享年63)ことがマスコミ報道され、歯科界に衝撃が走った。関係者によると、島村議員は828日、都内の病院に入院していたが、30日に亡くなったという。2年ほど前にガンを発症しており、治療しながら議員活動を続けていたということで、有権者・支持者は全く知らずに、8月に入っても街頭演説を行い、企画事業に参加したりしていたという。さらに歯科界・国民の健康のために尽力されることが期待されていた。

 

831日参院議員会館事務所スタッフに確認すると、「私たちが突然でビックリしています。今でも落ち着いてません。各地の歯科医師会や支持者から問い合わせが来ており、対応に追われています。想定される臨時国会を念頭に活動していくと思っていましたから」と無念さを吐露していた。9月からは2024年度予算編成にからみ、様々な政策審議・関係省庁との交渉も本格的になる時期になるので、一層、悔しさは募るという。

 

“島村議員逝去”を受けて新たな動きも憶測されてくる。日歯会長選挙では、投票日が近くなるにつれて、島村議員支援の柳川候補VS山田議員支援の髙橋候補の選挙構図が明確になったが、結果は、高橋英登319票、柳川忠廣283票、小林慶太26票、有効628票、無効2票。結果として、有効投票数の過半数(314)を獲得した高橋候補が当選。この結果がその後の日歯・日歯連盟に影響を残すのではないか懸念する声は静かに続いていた。これは永田町の世界での要素が絡み、憶測を呼ぶしかないのも事実である。今後の議論・動向により関心が集まるが、同時に東歯大にも衝撃を与えている。島村議員の将来性を見据えた展望に期待を集めていたはず。日歯代議員、地方歯科医師会会合にもマメに出席して、国会報告をしていた。歯科技工士、歯科衛生士の問題にも常に言及していたことを関係者は理解していた。

 

日歯会長選挙投票日を前に入手したメールで、その時の現状認識を次のように示唆していた。「自民党や厚生労働省の中では、山田宏と日本歯科医師連盟のやり方は問題あり。歯科医師会の評判を下げているだけ。日本医師会みたいにエビデンスのもとで物事を進めないと」というものであった。選挙結果が出た後でも、「日歯、日歯連盟、日歯学会のバランスを取った政策・国会活動が必要です。結果は大事ですが・・・。いずれにせよ、これからに期待します」と複雑な胸の内を披露していた。“日歯会員・歯科医師としての矜持かもしれない。

 

日歯連盟は、歯系議員として、山田宏参院議員、比嘉奈津美参院議員、関口昌一参院議員

、渡辺孝一衆院議員を抱えているが、太田謙司日歯連盟会長の対応に注目されてくる。高橋英登日歯会長は前日歯連盟会長という経緯を有しており、既に山田議員の存在感が目立つよぅになっている。関口議員の今後、比嘉議員の存在力、唯一衆院議員である渡辺議員の評価に関心が集まる。さらには、地方議員の支援態勢、議員候補育成・環境整備などが必然する声が聞かれてくる。山田議員は淡々と牽引している「歯科口腔保健推進法」改正案の骨子は次の通り。「歯科疾患や全身疾患の予防等のため、必要なエビデンスをさらに収集しつつ、歯科健診を一層強力に推進する必要がある」を前提に、「目的規定の改正」「基本理念の改正」「国民の責務の改正」「基本施策の改正」「歯科医療を受けることの勧奨等」「歯科口腔保健の推進に関する施策の効果に関する研究」「財政上の措置等の改正」「施行期日等」を列挙しているが、当然ながら、その議員としての存在感が一層、増している。    合掌