時期日本歯科医師会会長、日歯臨時代議員会:推薦人と代議員から見える高橋執行部・今後の展望|葛飾区お花茶屋の歯科・インプラント|コージ歯科

時期日本歯科医師会会長、日歯臨時代議員会:推薦人と代議員から見える高橋執行部・今後の展望
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日東京都葛飾区お花茶屋のコージ歯科 貝塚浩二です、東京なんで、時期会長の高橋先生にお会いする機会が多いです

 第199回日本歯科医師会臨時代議員会が、31617の両日、日歯会館で開催され、無事に終えた。上程議案も可決・承認、地区・個人の事前質問に対して執行部は、資料を基に誠意答弁していた。代議員も世代交代を示唆する光景もあった。一方で、まだ女性代議員数は依然として少ないのも事実のようだ。代議員から指摘できることを明記しておく。会長予備選挙の結果は、高橋英登319票、柳川忠廣283票、小林慶太26票、有効628票、無効2票。有効投票数の過半数(314) を獲得、得票率にして50.7%で、高橋候補が当選した。僅差の裏事情に焦点が当てざるを得ない。選挙結果は出され、今後は日歯の選任理事、政策に注目されるが、票数の出方を含め各陣営の思いも複雑のようだ。「拮抗した選挙ほど、勝敗におけるシコリが残るのが常識」とされている。ある程度の時間が必要とされるのは間違いなさそうだ。

 

 

さて代議員から、候補者の推薦人になった背景が見えてくる。▼髙橋英登候補(日歯大・東京都):推薦者⇒藤田一雄、末瀬一彦、深田拓司、沢田隆、安岡良介、中村彰彦、山崎安仁、飯利邦洋、山本有一郎、中西孝紀、冨田滋、赤沼岩男、森永和男、村山利之、今坂俊介、大越壽和、西岡宏樹、野村和男、門司達也、伊藤明彦。▼小林慶太候補(東歯大・千葉県):推薦者⇒髙品和哉、宮地建夫、鈴木尚、近藤保、高橋哲夫、浮地文夫、武田孝之、二階堂雅彦、猪越重久、林功、中山宙久、福本恵吾、田代芝之、鷹岡竜一、毛利行雄、上田賢、三反田孝、山本啓太郎、石山智香子、松岡政之。▼柳川忠廣候補(奥羽大・静岡県):推薦者⇒佐藤保、松井克之、大杉和司、阿部義和、松崎正樹、伊藤正明、内堀典保、大松高、山崎健次、内田朋良、重政正敏、脇田晴彦、渋谷司、木村裕一、八幡純、澁谷國男、浅野正樹、池山正仁、阿部正也、渡邉友彦。

 

以上が60人の推薦者であるが、代議員の地区を検討すると、陣営の選挙戦略が見えてくる。高橋候補16人、小林0人、柳川9人という結果であり、高橋陣営推薦者は近畿地区・日本海地区・関東地区(東京&周辺以外)が目立つ。小林候補はゼロ、柳川候補は特別に地区を指摘できる特色はなく多地区。背景の要素になる大学同窓会・校友会の活動も看過できないのも当然だが、将来を見据えた執行部人事を視野に駆け引きも推察されるが、「選挙にはつきものである“勝馬に乗る”もあり。過去の関係は清算し、振り出しに戻すということである」と指摘する意見もある。水面下では、暗に歯系議員の自民党内での力学も機能したことは想定に難くない。

 

東京都選出代議員は「改めて連盟の結束を見せつけられたが、これに尽きる」「“タラレバ”だが、高橋候補に6人投票しなければ、再投票だったが」と振り返っての反省の弁があった。候補者の裏選対を推察しての想定になるが、整理する必要はある。既に内定している可能性を含めて、理事メンバーはこれからであるから、どのような高橋執行部になるのか注目される。しかし、憶測の域を出ないが、第三者的かつ冷静に判断すれば、約半数が支援していないとする理解もある。日歯としての政策には、一致団結した姿勢を見せることは対外的に必要である。表向きの言動は、関係者は既に理解しており、個人的な関係は別次元の話になる。6月に予定されている定期代議員会で承認されて、高橋英登執行部が誕生する。任期2期において、日歯の「2040年を見据えた歯科ビジョン」を見据え、喫緊課題、中期政策への対応に向けて会務運営をしていくが、「歯科界の厳しい状況を打破するために、“物言う歯科医師会”に変革していきたい」と立候補にあたり主張していた。たかが代議員会、されど代議員会でもあった。既に2年後を見据えている。