神奈川歯科大学、緑ヶ丘女子高校(神奈川県横須賀市)と「高大一貫共創教育モデル」の教育協定を締結!|葛飾区お花茶屋の歯科・インプラント|コージ歯科

神奈川歯科大学、緑ヶ丘女子高校(神奈川県横須賀市)と「高大一貫共創教育モデル」の教育協定を締結!
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神歯大“女子高と教育協定を締結”:平田校長「高大一貫共創教育モデル」を構築

 近年、指摘されている歯科大学を巡り厳しい環境を迎えている。各歯科大学はさまざまな学内改革、地域貢献などを含め新規事業企画などを実施し、理解から歯科大志願に期待している。大学が本当に選択される時代になっている。こうした状況にあるが、近年、積極的な事業展開を逐次展開している神奈川歯科大学(神歯大)であるが、緑ヶ丘女子高校(神奈川県横須賀市)と「高大一貫共創教育モデル」の教育協定を締結したが、読売新聞オンライン(715)が報道した。平田幸夫同校校長がコメントしている(下記)

オクネットは721日、平田学長に電話取材をし、コメントとは別に、校長として現状認識と今後の展望について聞いた。「高校生は大学を知らないのは事実。また大学に進学しても全く知らずに通学・授業を聞くのでは本人も大変。高校時代に大学を知っていただくことは有効だと思っています。本人の意識も変わってくる可能性があり、期待もしています。歯科への関心・興味を少しでも持ってもらうことの意味はありそうです。私自身、大学学長としての経験から“大学”はそれなり知っていますが、“高校”については知りませんでした。高大連携を表面的な形式でなく、まさに連携の強化・充実を進めて行きたいです。校長は当初3年程度かなと思っていましたが、5年目を迎えています。高校という時期での教育の重要性・生徒の成長を見る楽しさを実感しているところかもしれません」と述べていた。

平田校長は神歯大学長を務めていたが、新たに高校校長としての要職に就き、尽力して5年目になるが、“歯科大学学長高校校長”のケースは、歯科界としては、初のケースとされる。高校としては、今まで漠然としていた“歯科大学”が、身近に感じる環境を提供したことになる。今後の平田学長&緑ヶ丘高校に期待されそうだ。社会の動向として、歯科への期待が高まるとの指摘もある中で、まさに“歯科医師になりたい生徒”が生まれることを期待している。

平田校長がコメントは以下の通り。『本校は生徒たちの「なりたい・学びたい自分」を高校から大学まで一貫して育むことを具現化するため、この度、神奈川歯科大学と新たな形の教育協定を締結するに至りました。2015年に本校は神奈川歯科大学連携協定をすでに結んでおり、出前授業をはじめとし、相互に交流を深めていましたが、今回さらにそこから一歩踏み込みこんだ内容の協定となりました。社会の中における教育機関としての役割は、生徒の持つ将来の夢である“なりたい(学びたい)自分”」の実現であり、そのために必要な基本的な資質・能力を育む教育システムが求められていると考えています。この度の歯科大との連携は、そのパイロットケースとして、生徒の「なりたい自分(夢)」が仮に歯科医師であるとすれば、最短ルートで夢をかなえるために必要な資質や能力を育成する教育プログラムの開発を行うことを一つの目的としています。さらに高校卒業資格(GP)と大学入学資格(AP)に求められる資質や能力を高校生の「なりたい自分」と大学での「学びたい」という思いをともに育むことで、生徒の夢の実現を一貫して支援するための教育モデルを目指します』。

歯科大学の生き残りは、国家試験合格者発表の時期にマスコミで取り上げられ記事になり、取り巻く環境の厳しさが依然として変わらないが、各歯科大学・歯学部は特性・個性を活かしながら、安定した学生確保、国試合格者数、合格率を維持に努力している。高校側からの視点に応じる政策・事業を実施するなど、神歯大のここ数年の事業展開について同窓生からも「詳しいことは知らないが、頑張っていることに必死な姿は伝わってくる」(東京都)、「大学にはご無沙汰しているが、地域貢献の意味合いもある新規事業も実施。盛んに大学の啓発活動をしていることは、情報として入ってくる。具体的に高校と神歯大の締結ですから。期待したいです」(神奈川県)と電話での取材で感想を述べていた。