人は口から老い 口で逝く|お花茶屋の歯科・インプラント|コージ歯科

人は口から老い 口で逝く

異色の分野からの歯科重要論:落合教授著「人は口から老い 口で逝く」

 

新型コロナウイルス感染症拡大防止策が実施されているが、東京都では4回目の“緊急事態宣言”の発令(712日~822日)がされた。外出抑制になるのが自然であるから、今までの整理を含めて、読書する時間を捻出する時期か必要かもしれない。そこで、歯科医師でない落合邦弘・日大歯学部特任教授著「人は口から老い 口で逝く」(発行=日本プランニングセンター・1500円+税)を紹介しておく。日大農獣医学部卒の特任教授(71)であるが、松戸歯学部講師(細菌学)を務め、最後は明海大学歯学部教授(微生物学)から日大歯学部教授(細菌学)を務めた経歴の人である。冒頭、森本基・日大名誉教授が要旨以下の推薦文を寄せている。

「先生は“これは一般人に向けたもの”と言っているが、歯科学生、歯科衛生士学生にも読ませたい。歯科医療関係者はもちろん、広く保健・医療に関わる多くの人に読んでほしい。感染症としての歯科疾患ついての彼の考え方を貫いた新しい時代を志向をする著作である」。

その内容であるが、見出しから興味をそそる項目も散見されるが、正直、歯科分野の項目では、極めての特異・特筆するような研究報告などが見られることではないが、歯科界で議論されている内容を整理集約して記している。概要は類似していても、歯科医師でない研究者からの歯科への視点は重要性で、そこには様々なことが示唆されていると見られる。歯科大学では、微生物学研究と学生教育を約半世紀を費やしてきたというが、今、話題性のウイルス、感染症、免疫については、専門の知識が披歴され、基礎系の知識・観点からの問題が当然として興味深い指摘もされている。

「感染するとはどういうことか」「サルコペニアとフレイル」「免疫の仕組み」の項目では、専門的には重要な内容である。その概念や関係者の現状認識は、広く理解するには必要な説明である。口臭、齲蝕、歯周病を整理し説明。近年では一段と注目されている、歯周病と全身疾患の関係の説明には踏み込んで解説している。糖尿病、早期低重量児出産、脳血管・循環器障害、誤嚥性肺炎、ウイルス感染症、認知症、がんなどの疾患との関係を報告。

 「健康長寿の秘訣 口腔ケア」では、今後の展望を示唆するような指摘をしている。歯科界の課題の一つに“予防”の捉え方。診療報酬には予防の用語はない。言葉の理解には示唆・含有するとされる“管理”はあり、歯科の会議で、予防という言葉での議論は馴染まないという理解が通底している。落合教授は「日本の公的医療保険の概念は、“医療とは治療であり、悪いところを治すために適応され、悪くならないための取り組み(予防)には適応されない」という理解をしている。そうしたことを踏まえ、予防の初めはセルフケアと位置づけ。基本的なセルフケアとして、①毎日のブラッシング、②歯ブラシの選び方、③デンタルフロスと歯間ブラシ、④歯磨き剤と洗口液、⑤電動歯ブラシと単純明解に挙げている。ただ、最後は、「歯周病は歯科医師だけでは治せない」と強調することの裏に、“患者自身の歯科への捉え方・能動的対応が重要”と言外に示唆していた。

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