4月10日 日曜日 久々のセミナー参加して来ました!|葛飾区お花茶屋の歯科・インプラント|コージ歯科

4月10日 日曜日 久々のセミナー参加して来ました!
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 CiメデカルのGPにこそおすすめしたい3歳からはじめる矯正治療パナシールドセミナーを受講してきました、講師の先生は田中幹久先生でしたつい最近もCiメデカルでのセミナー子供の口腔機能について聞いた先生でした、開業前勤務していたのが鈴木設矢先生(パナシールド開発者)だったんで、びっくりしましたICDの学会でお世話になっている先生です!

受け口(反対咬合)の子供さんの治療、インターネットで検索すると、その装置がいかに優秀かというような書き方がされているホームページが多く、患者様からするとそのように感じてしまうのも無理はありません。しかし、この歯並びにはこの装置といった万能薬は存在しません。装置の使い方によっては毒にも薬にもなってしまうからです。ムーシールド・パナシールド・プレオルソ・T4Kトレーナー等の装置を総称して口腔筋機能訓練装置と呼び、上記以外にも様々な種類の装置があります。

 矯正治器具パナシールドって既製品の装置なんで在庫があれば直ぐに使用できるけど、やはり最初は検査してからですね!

 検査での資料取りで一番大変なのが、粘土でのお口全体の型取りです。特に受け口の方は嘔吐反射(おえっとなること)が強いことも多く、型取りの際にえづいてしまったり、場合によってはもどしてしまうこともありますが、必ず必要な検査となります。年齢的には治療適応であってもこれらの検査ができない場合は、年齢が上がり協力性が得られるまで様子を見ることとなります。このへん、子供の口小さいので果たして使えるかわからないけど、近いうちにより性能の良い口腔内スキャナー導入します、ソフトのひとつに艱難な矯正のシュミレイションがあります、たにレントゲン、口腔内写真、顔貌写真です。

 装置よりも診断が大切

大事なのは、何のために、どのタイミングで、どのような装置を使うべきなのかということです。

つまり、一番大切なのは診断であり、使用する装置自体ではありません。上記の装置も場合によっては使用することもありますが、使用する装置は診断後決定していきます。特に骨格的な原因で受け口となっている場合は、上顎骨前方牽引が必要となったり、既製品のマウスピースでは治療できないことが多いです。

場合によっては、床矯正装置の使用、

一般的な歯列矯正では、抜歯をすることで歯が並ぶのに十分なスペースを確保して歯並びを整えます。一方で床矯正は、お子様の骨の成長に合わせて、あごの骨を広げていきます。そうすることで歯が正しく並ぶスペースを確保できるため、多くの場合歯を抜く必要がありません。
あごの骨を広げるために床矯正を装着します。器具の裏にはネジがついており、これを巻くことでゆっくりとあごの骨を広げていく仕組みです。ゆっくりと力をかけて広げていくため痛みがなく、取り外しも可能なため食事をする際や、歯磨きの際には簡単に外せて便利です。
一般的に半年から2年ほどで器具の使用は完了し、その後の成長に合わせて経過観察を続けていくことになります。

また他の方法ではマウスピース矯正装置を使用することのより、拡大、アップライト、挺出、圧下等に対応します。

パナシールドでの治療(場合によってはムーシールド)

3歳児検診の段階で、受け口(反対咬合)の子供さんが4~5%の割合で見つかります。
確かに、「成長してゆくに従って、受け口が治る」こともあります。ですが、実際に治る子どもの割合については検診で受け口と診断された子の10%にも満たないのが現状です。それ以外の子供さん達は、治療を始めるが遅くなればなるほど受け口は残ってしまう場合が多いのです。そうなってしまうと、一般矯正(ワイヤーで矯正する治療)になってしまい、時間と費用がかかります。よって、なるべく早い段階でが重要になります。パナシールド(ムーシールド)は、「歯並びを治す」というよりも、「子供の顎の成長を利用して咬み合わせを正常なものにしようとさせる」という目的で使用するものです。仮に噛み合わせの異常が残り、一般矯正に移行することになっても、パナシールド(ムーシールド)を行っていた分だけ、スムーズに矯正治療が進みますので、何れにせよ早い段階での治療には大きなメリットがあります。

パナシールドとムーシールドの違いって材質かな、パナシールドがやらわかめ、ムーシールドが固めかな、それ上違いが出てくるのかもね!