都知事選挙対応に問われる都歯連盟:地区情報収集・分析・共通認識など葛飾区歯科医師会連盟 副会長なんで!|葛飾区お花茶屋の歯科・インプラント|コージ歯科

都知事選挙対応に問われる都歯連盟:地区情報収集・分析・共通認識など葛飾区歯科医師会連盟 副会長なんで!
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  • 2020年3月12

○都知事選挙対応に問われる都歯連盟:地区情報収集・分析・共通認識など

 

新型コロナウィルス感染症対策に追われる政府を見据えながら、自民党東京都支部連合会(都連)は7月の都知事選挙(6月18日告示:7月5日投票)への対応決定する時期に来ているが、未だ、具体的な候補者の決定等は未定である。都連幹部の独自候補擁立の意向は確認しているが、議論先行で具体策が出てこない。自民党職域団体の困惑・焦燥感は隠し切れていないのが現状のようだ。都歯連盟は、衆院解散総選挙を視野に入れながら、来年の都議会議員選挙に向けた早期の準備が必要となっている。しかし、都連の判断・決定を待たざるを得ないが、来年の都議選挙の視野を含めて独自に情報収集をし、都連が決定した際には瞬時に実行できるようにしていくことが求められている。

 都連会長は鴨下一郎・元環境大臣(石破派:足立区)、幹事長は高島直樹・都議会議員(足立区)、前会長は下村博文・元文科大臣(細田派:板橋区)、また、“都議のドン”と称された内田茂・前都議(千代田区)、川松真一朗・都議会議員(墨田区:仲人=内田元都議)等がキーマンとされている。メンバーは、小池百合子・都知事に対峙し厳しい対立関係にあり、“打倒小池”で今日まで来ている。前回の都知事選では、自民党の同志が一敗地を浴び辛く悔しい思いをさせられた。その屈辱は忘れておらず捲土重来を期している。こうした都政構図の中で、都歯連盟役員は、23区は当然であるが、人口増加著しい都西地区(28市)の包括を含めた各地区の都歯連盟責任者との情報・意見交換は活発に行われている(未確認)と想定しての期待展開になる。少なくとも昨年から新型コロナウィルス感染症騒動が起き、今日までに至り、社会情勢が激変しており、支持してきた都議・区議等や都歯連盟会員の問題意識について、逐次分析しているはずでありその必要性は論を待たない。それが都歯連盟活動の基本行動の一つである。

具体的には、都歯連盟幹部は、地域地区に赴き、幹部から“生の情報”などを見聞するのが必要であり、まさに“有益な情報”になる。地方議員との連携は必須だが、まさに水面下での活動が問われてくる。「選挙が終えた後の連盟の幹部は何をしているのですかね、気にはなるが()」「選挙投票日の数か月前になると会合開催。署名活動・院内ポスター張り・声かけの依頼があります。その繰り返しですが、もう少し工夫がってもいいと思うが、“言うは易し行うは難し”ですかね」「都政や都議会の内部状況、マスコミ報道についての報告があるが、独自の情報はゼロでないが限られている。

大手新聞社とのパイプも必要だが、専門新聞“都政新報”があるが、記者とのパイプはありますよね」「関係する政治関連の新聞記事の切り抜きが一番の仕事になっていないか不安。でも正直同情してます。本当に大変だと思う」との厳しい意見は会員の本音である。連盟役員の“ドロを被る覚悟”を知りたいともいえる。上から決められてことを唯々諾々従う手法は限界に来ていることを、役員は日歯連盟事件以降から承知していた案件でもある。

喫緊では、江東区では、秋元司・衆院議員(二階派・現在離党)逮捕・離党があり保釈。地元有権者は困惑・懸念に覆われ地区事情は一変した。「江東区歯科医師連盟による情報収集・検討など敏感に対応している」と他の地区連盟幹部は想定している。また、都知事選候補選定を複雑にしているのが、二階俊博・自民党幹事長が、小池都知事を候補者として容認を示唆する発言をしていることで、二階・小池ラインは強固な関係と関係者に思わせていることである。自民党が有している独自の調査データ、都民の声(新聞アンケート調査)、東京オリピック・パラリンピック開催間際の選挙の都知事交代の評価、オリンピック以後の都政行政、4年間の行政評価など、吟味する時間は現実的には過ぎている時期ではある。一度振り上げた拳は、中々下げられないのも事実。メンツ、プライド、権威確保などの感情的な要素は、論理・理屈を超えた面があり、その落とし所が難しいがポイントになる。

もう一つの要素は、公明党の投票行動の裏事情の把握も必要になってくる。元公明党都議会のドン・藤井富雄の後継者・石井義修(墨田区)・元都議、公明党都連会長・高木陽介・国対委員長(東京比例ブロック・立川市)、代表の山口那津男・参院議員(東京選挙区)などの周辺からの情報収集も欠かせない。今となっては周知の事実だが、対中国との関係は二階幹事長・公明党はスタンスが同様である。当時、話題になったポスト小泉純一郎になる自民党総裁候補として、麻垣康三(あさがきこうぞう)の名づけ親である有馬晴海・政治評論家から“媚中派”と称された二階幹事長だが、「結構ですよ。問題のある国だが、隣接国であるから今後はさらに互恵関係になるべき国。課題は焦らず一つ一つ乗り越えないと、それが政治だよ」と述べていた。最近のマスコミ報道でも、「有力な候補者がいれば自民党として検討するが、今はいません。私はその候補者の報告を待っています」と述べていたという。ちなみに、現在(3月11日)まで、二階幹事長は3月25日、都内で講演が予定されているが、新型コロナウィルス感染症対策、IR、高等検察長定年延長、国政・都政を含め選挙情勢への現状認識などに注目されそうだ。

なお、都知事候補として、昨年一部マスコミに報道された、鈴木大地・スポーツ庁長官は、明治大学の招待講演(昨年)として、大学スポーツ協会(UNIVS=ユニバス)の説明を行ったが、講演後の聴衆者との質疑応答で、「都知事候補として名前が出ているが」との質問に、「ありません。長官を受けて責任をもって担っています、それが私の責務です。スポーツなら専門ですから、オリンピックなどには関心がありますが、一般行政は素人ですから。私自身、わきまえていますし、まだその点の常識は有していると自負しています」と笑顔で回答していた。