諸物価高騰!「患者減少」歯科医院|葛飾区お花茶屋の歯科・インプラント|コージ歯科

諸物価高騰!「患者減少」歯科医院

 こんばんわ!東京都葛飾区お花茶屋のコージ歯科です、当医院も患者さん減少というか初診が減っていますので、時間取れますので歯の悩みで来院して下さいね!

保団連マスコミ懇談会:歯科アンケート「患者減少」回答者は60代・70代が多数

 

4月10日、保団連マスコミ懇談会が同会議室で開催された。現状認識として、保険証廃止の医療現場、患者さんへの影響2024年秋に保険証の廃止をするための法案が国会に提出され、間もなく審議が始まるという。医科・介護問題が取り上げられたが、歯科もコロナ禍での影響はを受けており、改めて、2022年診療報酬改定や医科同様にコロナ感染症拡大による歯科医院の経営、オンライン資格確認義務化への対応状況についてアンケート(3537)を実施・回答を得た。宇佐美宏歯科(保団連副会長)代表が、その結果について報告した。

 

「多くの歯科医療機関で、コロナ禍で減少した患者数が未だに戻ってきていないこと、改定によって初再診料が増点されるも諸物価高騰をカバーできるものではないことなど、歯科医療機関が抱える厳しい現状が見えてきました」としたが、具体的には以下の通りであった。昨年来、長引くコロナ禍、物価高騰、年金引き下げのもとで「昨年10 月から実施された「75歳以上の医療費窓口負担2割化」などの中、医療機関での受診抑制や患者さんの生活実態が非常に苦しくなっていると全国の医師・歯科医師から懸念の声が多数寄せられていたという。本会は、政府のあまりに強引な進め方、地域医療の現場、患者さんに与える影響を強く危惧しています。保険証廃止法案の問題点について報告された。改めて知ることになるが、「常勤歯科医師1人のみ」が57.1%と示され、改めて歯科診療の特徴でもあるが“零細中企業のレベル”の規模であるこが示され、さらに「開業年数が長いほど、患者減・点数減」が増加したという。

 

こうした影響を受けて、基本は患者が戻ってこないのが現実。「経費全般の費用増加(24)」「感染対策経費の増」(13)の回答を得たという。結果として、「見通しが立たない」「閉院も考えている」と今後への思いが示されたようだ。また、臨床家が最い関心事である“2022年診療報酬改定”への評価について、「どちらでもない」61.1%、「悪かった・非常に悪かった」24.0%、「良かった・大変良かった」14.0%となった。金パラ価格改定には、「評価する」が70%以上になったが、基本的には、抜本的な改善は必要とする意見が続いている。特に注目されたのが、「SPTⅡが廃止され“か強診”の評価がSPTへ加算とされた評価」について、全体的にみると「評価」31.0%、「評価しない」43.0%と評価が分かれたが、「資金力のある診療所だけが評価されるのはおかしな話」「せっかく投資したのに、していない人と差がないのがおかしい」といったコメントもあり、歯科医師一人ひとりの複雑な胸中が窺えた。

 

以上のように経営において厳しい状況にあること捉えているが、「経営改善のために“国の制度”として必要な対策」との問いには、「診療報酬の引き上げ」81.6%、「患者の窓口負担の引き下げ」48.7%、「混合診療の全面解禁」31.4%の順番であった。その一方で、「医院としての対策」としては、「経費節減」60.5%、「自費診療を増やす」39.0%、「感染防止対策の充実」35.3%であった。以上がアンケート回答から得た結果概要であったが、総じて、その傾向は以前から大きな変化はないものであった。

 

歯科会員アンケートは、その真摯な実施には評価されるが、最後にあった経営に関しての回答に「診療報酬の引き上げ」がトップに上げられたが、具体的にどの診療項目の引き上げを希望されているのか。一方で地域別の評価・特徴などの解説がほしいのも事実であり、集約・集計に難しい問題さもあるが、さらに踏み込んだアンケートの在り方が望まれた一面もあった。