健口スマイル推進優良法人表彰|葛飾区お花茶屋の歯科・インプラント|コージ歯科

健口スマイル推進優良法人表彰

よく食べ、よく噛み、よく話す。笑いあふれる人生100年時代はお口の健康から!

日本歯科医師会(日歯)は、1215日にプレスリリースをしたが、概要は次の通り。お口の健康増進に積極的に取り組んでいる企業などの法人を募り、特にその取り組みにおいて優良な法人を表彰するとともに、好事例を広く周知し、より多くの法人のお口の健康増進への取り組みを推進するため、「健口スマイル推進優良法人表彰」を実施。募集期間は、令和41215日から令和5120日まで。令和537日に都内で行う「健口スマイル推進優良法人表彰式・記念セミナー(主催:日本歯科医師会、後援予定:厚労省、経産省)において、最優秀法人および優秀法人を表彰する。最優秀法人賞を受賞した法人の取り組みなどを収めた動画を制作し、同セミナーをはじめホームページ等で紹介する予定。

また、今回の表彰を実施するための基礎資料とするべく、日歯として企業や健康保険組合など法人のお口の健康増進への取り組み状況を把握するためのアンケ ート調査を実施した、結果概要は下記の通り。

【法人における歯科取り組みに関わる調査結果】

△「調査対象」

従業員等を健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組む「健康経営銘柄」などの

企業(健康保険組合含む)(※健康経営銘柄とは、経済産業省が東京証券取引所と共同で選定している、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組む上場企業)

△「回答数」

44法人(企業26、健康保険組合18)

△「調査結果の概要」

口腔と全身の健康の関係について、「よく知っている」「少し知っている」を合わせて98%の法人が理解していたが、産業歯科医、歯科衛生士を雇用している割合は7%と産業医に比較して少なかった。しかし、歯科健診を実施している法人は61%で、健診を含めた歯科関連の費用補助をしている法人は73%だった。法人から従業員へ何らかの歯科の取り組みをしているのは84%で、また、歯科セミナーを実施しているのは37%であった。

健康経営において、歯科の位置づけが他の疾患と同程度のところは52%であり、口腔の健康と全身の健康を理解している割には、少ない結果となった。取り組んでいないところは、どのようなことを取り組めばよいのかわからないという回答が多かった。また、日本歯科医師会が取り組みを中心とした健康経営運動を展開するとしたら賛同しますか」という質問に、32法人が賛同すると回答しました。

以上であるが、ポイントは健康経営銘柄への歯科からのアプローチである。歯科的取り組みの現実的事例は、健診業務である。一般健康診断のうち、全ての事業者に実施が義務付けられているのが、「雇入れ時の健康診断」と「定期健康診断」。雇入れ時の健康診断と定期健康診断の検査項目には、歯科項目はない。企業独自の判断で必要とされた時に歯科健診を実施するに至っている。健診業務の効果を示している企業が増加しており、その効果からエビデンスの信頼性を重ねているのが現状。今回の「健口スマイル推進優良法人表彰」は、企業の歯科への関心向上への貢献が期待される。

健口スマイル推進事業とは

健口スマイル推進事業とは、公的機関と⺠間事業者、それぞれが持つ特性や知見を連携・融合させ、「健康と笑顔は口元から」を合言葉に、口腔衛生意識の向上を通じ山口県⺠の健康寿命の延伸を応援する事業です。
(1)学校から家庭、職場における口腔ケア意識を定着化させ健康寿命の延伸を応援します。
(2)かかりつけ医の定着による⻭科定期健診の充実を目指します。

健口スマイル推進事業は、2021年3月26日からスタートし、5カ年かけて人生100年時代に必要な口腔衛生意識の向上を推進していきます。

健口スマイル推進事業の想い

日本は世界に冠たる⻑寿国の一つ(男性81.41歳:世界3位/女性87.45歳:世界2位、2019年)ですが、平均寿命と健康寿命との差は10歳程度あると言われています。
人生100年時代と言われる中、病気もせずに死ぬまでいきいきと暮らすためには、健康寿命を少しでも伸ばすことが大切です。
最近は運動や食習慣を軸に国⺠の健康意識が醸成されつつありますが、口腔衛生意識というと、それほど高いものとは言えません。食べること、噛むこと、話すことという健康⻑寿に必要な要素は、実は口腔機能と直結する問題なのです。
つい面倒と思われる⻭みがきや⻭科健診、しっかり意識していますか?お口の健康を考えることは、体の健康を考えることにつながります。
新しい口腔衛生習慣を身につけ、少しでも笑いにあふれる人生100年時代に挑戦していきましょう。

「健康と笑顔は口元から」という合言葉をわかりやすくカタチにしました。
口腔衛生への意識を高めてもらうために、一見、唇に見えるデザインを施しておりますが、実は口の中を表現しています。
口腔衛生意識に少しでも関心を持ってもらえるように、子どもからお年寄りまで関心を引くための視覚性と斬新性を兼ね備えたデザインを意識しております。