歯科矯正の関心高まる!|葛飾区お花茶屋の歯科・インプラント|コージ歯科

歯科矯正の関心高まる!

葛飾区お花茶屋のコージ歯科です、今マウスピース矯正流行です、そのひとつとしてですが、タレントの歯列がPR:矯正歯科に高まる関心・マスク着用の生活も追い風等です。

 コロナ禍において、マスク着用生活が自然になってきており、様々な影響を与えている。昨年の東京オリンピック・競泳:大橋悠衣氏、女子体操:村上茉愛氏、北京冬季オリンピック・カーリング:藤沢五月氏、プロ野球・日本ハム監督:新庄剛志氏などの笑顔・真顔で見える美しい歯列がマスコミ報道で目立っている。こうした中で矯正歯科治療に対しての変化が出てきているとの指摘がされている。矯正歯科については、保険外ということで、“高額な治療費”のイメージがあるもの事実である。歯並は、審美面だけでなく、口腔内の衛生環境や自身の健康に大きく関わりことは広く知られている。歯列矯正は本来、恥ずかしいものではないが、日本では他人に治療中の装置が見えることへの抵抗感があり、治療に踏み切れない理由の一番が依然として多いようだ。欧米等と比較すると矯正歯科文化の相違があることも事実である。こうした社会環境の中で、新型コロナウイルス感染症拡大対策として、マスク着用が必須になっていることから、巧みに活用する動きも出てきている。まさに、予期しない矯正歯科への関心・受診の追い風になっている。

 歯科矯正の目的は、上記のように他人からの見た目の問題が、懸念されている要因であることは間違いないようだ。これもイメージであるが、“金属のワイヤーブラケットを基本とした矯正装置である。これが、歯科矯正治療を逡巡させている。しかし、児童・生徒などの若年世代は、その期間は、本人の身体・口腔を含め成長している。ここで、再認識しておくのが、小児から大人に向けての精神的な成長の過程でもあるということ。

最近のコロナ禍での生活様式の変化について、新たな心療的な疾病問題も話題になっている。歯科でも患者の受診抑制、医院経営への影響などがあり、問題視されている。“不要・不急の歯科診療は抑制とする厚労省からのアナウンス効果もあり、診療中でも一時中止。結果として疾病の悪化した症例報告はされて、必要な診療は継続されるように診療側も必死に訴えているケースも散見されている。マスコミからも理解を求めていた。一方で、矯正歯科領域では、特にマスク着用の生活からの誘引されたと推測されるが、受診患者が増加している傾向にあると指摘されている。

そこで、矯正歯科を受診される際のポイントがあるようだ。実際に、矯正歯科診療がどの程度の人が受診をしているのかは、意外と知らないのが現実である。矯正歯科専門開業医の全国組織である公益社団法人日本臨床矯正歯科医会では、全国の 20 代から 60 代の男女1030人に、「矯正歯科治療に関する意識調査」を実施し、202011月に調査結果をプレスリリースしている。調査の要約は以下に紹介する。

① 矯正歯科の専門性を認識している人は全体の約8割と高水準、② 20代男女は、矯正歯科治療に興味を持っている人が多く4割以上、③ 矯正歯科治療を受ける医院を選択する上で最も重視することは“治療費”、次で“通院の利便性”、④ 全回答者のうち、医院とのトラブルや悩みを聞いたり経験したりした率は3割弱でしたが、性年代別に見ると20代女性が最も高く4割弱、⑤ 矯正歯科治療に関心が高い20代女性では、治療先の金銭に関するトラブルが最多、⑥ 歯科医院のホームページ掲載内容に対する規制があることを知っている人は1割であったとしている。

ただし、歯科矯正は、歯の周囲に軽い炎症を発生させることで歯牙を移動。 歯周病では、この歯周組織がすでに炎症を起こしている場合があるため、歯科矯正を受けると思わぬトラブルを起こす可能性がある。 歯周病は、年齢を重ねるにつれて感染リスクが上がっていくので、特に大人の歯科矯正には必要のようだ。治療における装置・器具の発展には顕著なものであるが、まさに“スマホ時代”に受診する患者の生活環境、身体と同時に育成に関係する精神的な問題への理解がさらに必要となっている。“矯正歯科治療は簡単”でなく、正しく理解・時間も必要と言う理解が大前提のようだ。

特に成長発育時期での対応には丁寧・慎重な対応が必要。幼稚園・小学校での歯科検診での、何気ない一言で、歯科への抵抗・嫌悪、診療拒否、その後の精神的苦痛など有する人生を歩む人もいる。医師・歯科医師の診療前・中・後の会話の意味は、極めて重要である。想定以上の影響があるようだ。歯科はどうしても有効性を考慮しての時間的に無駄のない治療方法を選択する傾向にあるが、本来、必要とされる診療時間、患者の理解などへの説明・納得を得ることが問われているとの指摘もある。予想外の“マスク効果で需要が高まったことだからこそ、矯正歯科の本質・要諦をは押さえていくべきではある。