歯周病・歯磨きの狙いについて|お花茶屋の歯科・インプラント|コージ歯科

歯周病・歯磨きの狙いについて

花田鶴見大名誉教授がNHKラジオ:歯周病・歯磨きの狙いについて説明

 

歯科疾患で医科からも注目されているのが歯周病。一般マスコミでも特集企画が目立つようになっている。1123日のNHKラジオ・三宅民夫マイあさ!“健康ライフ”で、花田信弘鶴見大名誉教授が、“歯周病と歯磨きの狙い”について説明した。歯周病は国民の80%は、厳密な診断によれば罹患しており、その対象は小学生から高齢者までの至っていることの再認識が必要。歯周病はただ口腔の疾患だけでなく広く、全身疾患に関係している疾患であること。歯周病は無自覚で知らない内に進行する疾患。そこで、歯磨きが必要だが、歯科診療所でのチェックも必要なので、歯科検診も受けることが重要とした。

①唾液に乗った細菌が胃に到達するとほとんどの細菌は死滅するが、一部は腸に到達する。それが乳酸菌のような善玉菌ならよいが、日和見菌(悪玉菌)も到達してしまう。②肥満や動脈硬化、血管性の病気(心臓病、脳卒中)、糖尿病、肝炎、がん、鬱病、認知症などいわゆる生活習慣病といわれる基に慢性炎症がある。③成人は歯周病だけでなく、最近は罹患者減少傾向が指摘されている虫歯にも注意。成人は歯肉が下がって象牙質が向き出しになった歯の表面にむし歯ができやすく、そこから象牙細管という細い穴が歯髄に向かって伸びるため、ミュータンス菌が簡単に血液中に入ってしまう。④歯垢・歯石は、むし歯・歯周病を導くことにもなるので、歯磨きは大切なこと。ただし、努力しても残ることがあり、やはり定期的に歯科診療所に行き、専門家にチェックしてもらうことで、さらなる効果を得ることができる。以上の点を簡潔に説明し、国民が歯科に関心を持ち始めてきたことに対応して訴えていた。

歯科界では、以前から指摘されていたが、近年の国内外の研究から、改めて歯周病が大腸がん・脳卒中・アルツハイマー・糖尿病等との関係が明らかになってきている。医科歯科の連携協力・共通理解が必要な時代になっている。同時に、一般マスコミの記者・編集者の問題意識も課題があるがその変化の兆しがあることも理解しておく必要がありそうだ。裏返せれば、歯科界も歯科衛生士、IT化の促進など問題意識が問われている。

日歯でも出前授業を始めているが、生徒への印象は、成人とは違うかもしれない。その効果、成長過程での意識変化のほか、障害者の口腔ケアなどの最近の研究も必要であり、歯科業界だけでなくオープンな記者会見を逐次開催が期待される。医科との関係も生じてくるが、スマホ時代での“医療からの歯科”“歯科からの医療”についての研究発表も必要になっている。先達の研究には敬意を表し参考にしながら、当時の時代背景、社会認識などからは変化しているはずで、大きな研究要素なっているはず。科学的データに基づく政策・事業を実施したいが、それを受容する国民がリンクして、初めて効果が現実になってくる。研究だけに止まっていないことが問われている。

今回の“マイ朝健康ライフ”での最後には、番組アナンサーから「そう言えば、ラジオ深夜便のアンカーの石澤典夫さん、最後に、“コロナ対策としてマスク、手洗い、うがい、そして最後に歯磨きも忘れずに”と言っていますね。確かに“歯磨き”も強調していますが、これは、コロナだけでなく全身健康に繋がっていますから当然ですね」と同調するコメントも。“たかがラジオ番組、されどラジオ番組”という感覚は維持してほしい。「歯と口の健康週間」だけ、マスコミが歯科を取り上げる時代は終え、“健康”論議には歯科は欠かせないことへの理解・浸透にもなったと言える。

なお、第20回日本歯科医学会総会を記念して2004年発刊された江藤一洋(東医歯大歯学部長)編の「歯の健康学」(岩波新書)の内容は領域別に担当者が執筆。むし歯=神原正樹大歯大

<a href=”https://trend-research.jp/whiteningnote/ohanajaya/” target=”_blank” rel=”noopener”>ホワイトニングノート</a>でコージ歯科が紹介されました!教授、歯周病=伊藤公一日大歯学部教授であった。(肩書は当時)