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インプラントでしっかり噛める歯を
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葛飾区お花茶屋コージ歯科 貝塚 浩二です。

より安心、快適な生活のために的確なインプラント治療を

インプラント治療というと、費用面や治療技術、治療期間という点を気にして二の足を踏むこともあるが、専門歯科医にかかれば不安は少なくて済む。技術や機器の進化により治療時の痛みが軽減したり、期間が短くなったりする中で確かな質の“第2の永久歯”を自分のものにできる。3Dのデジタルパノラマレントゲンやレーザー治療を導入してインプラントの普及に努めるコージ歯科の貝塚浩二院長に詳しく聞いた。(取材日2015330日)

 ―インプラントは入れ歯や差し歯とどう違いますか。―

インプラントは、歯が抜けたり、折れたりしてしまった場合の治療法のひとつで、入れ歯などとの一番の違いは、しっかり噛めるということです。審美的な面もありますが、充実した食生活という健康面で選択されるケースが多くなっています。入れ歯は、歯のないところに歯を置くもので、目立ったり他の歯も痛みやすくなったります。差し歯は神経を取った歯に土台を入れるので強度が落ちます。またブリッジという方法もありますが、他の健康な歯を削らければなりません。インプラントは、骨に直接植え込むので強度や他の歯への影響に問題はありません。噛む力が生きている歯と同じくらい発揮できます。一方、入れ歯や差し歯は保険治療もありますが、インプラントは自費治療となります。当院では120万円からという設定でご案内しています。

 

―インプラント治療はどのように行われますか?

大切なのは的確な診断です。当院ではCTを導入して平面ではなく顎や口の中を立体的に把握することで、患者さんにより適した治療計画を立てています。インプラントには材質などで数十種類あるので、どのインプラントを使うべきか、あるいは技術的にどの程度まで掘らなければならないかといったことを判断します。インプラントは高額で治療期間も長いというイメージがありますが、当院では患者さんの負担を減らすという目的で、1回の手術で済み、他のインプラントよりも骨との結合が早いシステムを採用しています。

 

 

―インプラント治療の最近の情報を教えてください。

CGFという方法があります。これは、患者さんから採取した10ccほどの血液を遠心分離器にかけることで血液を凝固させる因子を作成するものです。それを体内に戻すと手術後の痛みを軽減し、傷の治りを早くする働きがあります。添加物を加えずに作成できる完全自己血液由来なので、副作用などもありません。歯科医院によってはインプラント手術だけではなく、抜歯した後や歯周病治療などに使用しているところもあります。また、レーザー治療も盛んです。虫歯治療にも使いますが、インプラント治療にも有効です。歯を抜いた後の悪い組織をレーザーによって焼いてしまうのです。滅菌作用があり、出血が少なく済むというメリットがあります。

 

―手術後のメインテナンスはどのように行いますか?

1週間で抜歯、2週間で仮歯を作り直すという作業がありますが、大切なのは日頃の管理です。患者さんにはやわらかい歯ブラシと洗浄力の強い洗口剤をお勧めしています。インプラントは、埋め込んだネジの周りに骨ができてようやく安定するので、完全に骨とインプラントがくっつくまでは、強い力がかからないように注意することも大切です。また、インプラント自体は入れたらそのまま永久に持つものではなく、歯科医のチェックにより噛み合わせなどを修正していかなければなりません。患者さんのご協力が得られれば治療後もCT画像を定期的に撮り、メインテナンスに生かしています。また、全身の健康管理も重要です。当院では喫煙などの面で、生活指導までを歯科治療と考えています。