来夏参院選挙での自民党歯系議員!|葛飾区お花茶屋の歯科・インプラント|コージ歯科

来夏参院選挙での自民党歯系議員!
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 葛飾区お花茶屋のコージ歯科です。自民党は714日、来年予定されている参院選挙の第一次公認を発表した。歯系議員である埼玉県選挙区の関口昌一参院議員(4期)、全国比例の山田宏参院議員(1)が公認された。歯科業界として重要な議員であり、既に来年に向けて選挙活動はスタートしており、関係する歯科医師会に実績を強調し、理解と支援を訴えている。

歯科界では、知名度・理解は十分である関口議員(68)は現在、自民党参院議員会長の要職を務めている。一時期、体調を崩したが回復し、世耕弘成幹事長とのコンビで参院自民党を取りまとめている。対外コメントは、情報発信力のある世耕幹事長が担っているが、衆院と違う参院の機能を堅持している。「永田町での業務が済めば、地元に直帰しているが、現在のコロナ下では仕方ないと理解している。しかし、来年は参院選挙もあるので、山口泰明・選挙対策委員長(埼玉県10区・次期総選挙には不出馬)とは情報交換など日常的に行っている。偶然、所属派閥・選挙区も同じ平成研・埼玉県なので、以前から員とは信頼関係を構築している」(多田政弘秘書)ようだ。前回の2016年はトップで4選を果たし、2017年:自民党参院国会対策委員長に就任、2019年:自民党参院議員会長に就任して現在に至っている。来年の参院選挙には5選がかかっており、歯科界として貴重な存在になっている。所属派閥(平成研)でも存在感を示す立場になりつつあり、“大臣”候補の適齢期を迎えている有力な一人であることは間違いない。昨日15日には、正午から菅義偉首相と昼食会談をしたが、内容は非公開にしている。

一方、山田議員は、その行動力は、改めて歯科界にインパクトを与え、評価されている。具体的な例として、政府の“骨太方針”に歯科界の課題・方向性を明記されるようになったが、官邸と信頼する関係を有している山田議員の存在が大きい、という共通認識は歯科界にはある。歯系・山田参院議員が誕生してから、恒例になっている“骨太方針”に歯科関係の明記は当然視されているが大きな政治成果である。様々な政策の実現に向け、契機、促進、啓発などのキーマンになる政治家は、業界代表は必要とされる。

“政治は結果”を持論にしている山田議員は、常に背景に背負っている。日歯会員からは、「過去は過去で事情があったと思うが、敢えて問いません。それまで“骨太方針”には、社会保障・医療関係文章が明記されていたので、医療人の歯科医師として、理解・確認に努めていたが、明記されてからは意識して責任を感じるようになった」との趣旨のコメントしている。まさに、“歯系・山田議員”の推薦候補の意義は確できている。

また、古屋圭司衆院議員(自民党)が会長を務める「国民皆歯科健診で健やかな人生100年時代を実現する議員連盟」(略:国民皆歯科健診実現議連)が6月に設立総会が開催されたが、同会の事務局長に就任。新たな歯科界への一石を投じることになり、山田議員の今後の政策課題でもある。

こうした自民党公認の問題で懸念されているのが、改選期を迎える宮城県選挙区の医師・桜井充参院議員(東医歯大医学部卒)。かつては民主党から出馬し、自民党候補を破り当選して医系議員(民主党⇒国民民主党)として活動はしていた。現在、批判を受けているが、“個人的”な理由からして、国民民主党を離党し、自民党会派入りの希望を伝えており、参院事務局には会派入りの届出をしてる事態に至り、自民党宮城県連では、反発・困惑・混迷が続いているようだ。自民党宮城県連・党本部の最終的判断が注目されている。歯科政策には関与してきた実績は有している議員ではある。もう一人が改選期の和歌山県選挙区の鶴保庸介参院議員。当然ながら、二階派のメンバーであり、二階俊博幹事長の直系議員である。実兄は歯科医師(九歯大卒)であることから歯系議員とも言える看過できない議員ではある。ただ、“永田町での予定は未定”であることも承知しておく必要はある。

来夏参院選挙で自民党歯系議員公認:歯科界期待する関口議員(4)&山田議員(1)