体操女子の村上選手も矯正歯科|お花茶屋の歯科・インプラント|コージ歯科

体操女子の村上選手も矯正歯科

体操女子の村上選手も矯正歯科:矯正歯科に関心への予期しない効果・期待オクネットニュースから

 

7月5日の女子400m個人メドレー、78日の女子200m個人メドレーの2種目で金メダル獲得の競泳の大橋悠衣選手の笑顔でクローズアップされた矯正歯科。スポーツ紙の写真から一目瞭然であり、違和感なく「矯正歯科している選手」「成人でも矯正が可能」で話題を提供していた。続いて82日の女子体操床運動で金メダルを獲得した村上茉愛(まい)選手にも、マスコミがクローズアップし、今までの背景等を説明しながら、 “楽しい床運動”を称賛した。また、その笑顔から、矯正歯科をしているのがわかり、再び歯科関係者から注目され話題になっている。

 

実際に、矯正歯科診療がどの程度の人が受診をしているのかは、知らないのが現実である。関係者の話によれば、日本は30万人とされて、これは欧米などの海外と比較すれば、少ないのも事実。“矯正歯科”には、まだまだハードルが高いようだ。ただし最近の傾向では、日本でも矯正歯科を行う人が、ここ数年で増加傾向にあり、年代別に調べてみると、10代:10%、20代:60%、30代:15%、40代以降:15%。圧倒的に20代が多いとされるが、注目すべき点はここ34年の間に30代以降の数字が増えていることである。しかも圧倒的に女性が多いというのも特徴とされている。その理由については、“大人になっても歯の矯正ができる”という事が認知された結果だと考えられている。

 

日本成人矯正歯科学会などは、その活動は評価されているが、その経緯からすれば、当然、認知・浸透されていると想定されたが、必ずしも十分ではないようだ。矯正歯科のイメージの一番が、“乳幼児が対象で、成人は対象外”というのが最も多い理由のようだ。現実は幼少期の頃に歯の矯正を諦めた大人たちが、“今からでも遅くない”と矯正歯科を受診する人が増えているようだ。矯正歯科専門開業医の全国組織である公益社団法人 日本臨床矯正歯科医会では、全国の 20 代から 60 代の男女1030人に、「矯正歯科治療に関する意識調査」を実施し、202011月に調査結果をプレスリリースしている。調査の要約は以下に紹介する。

 

① 矯正歯科の専門性を認識している人は全体の約8割と高水準、② 20代男女は、矯正歯科治療に興味を持っている人が多く4割以上、③ 矯正歯科治療を受ける医院を選択する上で最も重視することは“治療費”、次で“通院の利便性”、④ 全回答者のうち、医院とのトラブルや悩みを聞いたり経験したりした率は3割弱でしたが、性年代別に見ると20代女性が最も高く4割弱、⑤ 矯正歯科治療に関心が高い20代女性では、治療先の金銭に関するトラブルが最多、⑥ 歯科医院のホームページ掲載内容に対する規制があることを知っている人は1割であったとしている。

 

いずれにしても、オリンピックの女子アスリートから、“矯正歯科”が暗に紹介されたことになった。乳幼児から成人の矯正歯科の重要性を再確認することになったが、歯科領域の分邪でも別扱いにされてきたことは事実だが、経済的な課題があるが、“身近な診療”という理解・浸透を国民に図るべく時期が来たと理解してもいいのではないか。両選手からは、「本当に先生方に感謝。早く装置が外せついように、患者として頑張ります」と言われそうだ。