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オーラルフレイル万全対策

オーラルフレイル万全対策:平野部長、稲垣教授、伊藤助教が説明

 

 歯科の話題は、“ワクチン接種”が中心になっているが、それ以外では、歯周病、口腔ケア、唾液がキーワードになってきている。関連して嚥下咀嚼、食事栄養、口腔リハビリなどの説明が続く。業界としては、10年以上前から活発な議論が、日歯ほか各歯科医師会、専門学会などで歯科関係者、時には一般人を相手に研究成果・講演が行われていた。さらには、大学や研究所関係者では、最新の研究・論文を発表して報告している。

サンデー毎日(620)で、南雲めぐみ氏による取材記事があった。“人は口から老化する”として、オーラルフレイル万全対策を紹介している。歯科の二大疾患とされる齲蝕、歯周病への言及もしているが、記事のメインは、咬む、飲む、話すなどの口腔機能である。その機能低下になる「口腔機能低下症」の意味とその対応について、日常生活からの注意点を指摘しながら、改めて歯科の重要性を訴えている。そこで、誰が論じているのか、取材を受けて情報提供したのは誰なのか注目されるが、今回は、平野浩彦氏(東京都健康長寿医療センター歯科口腔外科部長)、稲垣幸司氏(愛知学院大学短期大学部教授)、伊藤加代子氏(新潟大学医歯学総合病院口腔リハビリテーション科助教)がその立場で説明している。「口の汚れから全身疾患リスク」「口の渇きから全身QOL低下」「うがいは究極の口腔トレ」を“中見出し”で記事は編集されている。

まず、平野氏は、オーラルフレイルからの疾病経緯を説明。口腔機能低下により、食の偏りによる低栄養、結として全身のフレイルをさらに悪化させるという。そもそも論として、1989年にスタートした“8020運動”であるが、当初は、その目標達成には、厳しい意見もあったことは事実。中には「なぜ“8028運動”にしないのか。初めから諦めている目標ではないか」という意見を含め、様々な指摘を受けながら運動を進めていく中で、現在に至っては、“8020運動”は、地域によれば50%を超えている所もあり、全体として評価されている。それらを受けて、平野氏は「歯が残っていても 、噛みにくいという機能低下症を感じる人は、年齢とともに増えてきている」として、口腔機能低下症にならないように留意することを促している。つまり、「口の汚れから全身疾患リスク」になることを理解してほしいと説明している。

一方、稲垣氏は、歯周病と糖尿病の関係を説明しながら、改めて歯周病予防の必要性を訴える。まず、歯ブラシの方法もあるとしながら、「さらにデンタルフロスの活用・併用。そのフロスで汚れを落とし、歯磨き剤をつけない歯ブラシで磨く習慣をつけてほしい」と指摘する。歯磨きつけないことの理由として「清涼気分で、汚れも取った気持ちになりがちだから」と補足し、フッ素を高濃度に含んだ歯磨き粉やうがい薬が虫歯予防に効果的言われるが、最後の使うことを勧めていた。

もう一つのポイントである「口腔乾燥症(ドライマウス)」については、伊藤氏が説明をしている。歯科では当然としているが、耳下腺、舌下腺、顎下腺のマッサージを絵図にて説明。その中で、自律失調と薬剤の副作用の問題を指摘。特に副作用について、「2018年に国内で使用されていた薬剤1483剤のうち、口腔乾燥の副作用が報告されているものは777剤と半数近くあり、薬を整理したり、同じ作用の薬に変えてもらうことで、渇きが治まることあります」とした。

最後に「うがいは究極の口腔トレ」とした内容に触れ、平野氏は「オーラルフレイルが進行するのは高齢期であるが、実は軽くむせたり、口が渇いたりという機能低下は、40代、50代から起きています」と強調した。結果として口腔機能の低下防止として、“あいうべ体操”と“パタカラ体操”を挙げたが、特にパタカラ体操は次のように説明している。パ:唇の開閉する筋肉を鍛え食べこぼしを防ぐ、タ:舌で上あごを押す運動で、食べものを押しつぶす機能を鍛える、カ:のどの奥に力を入れて下の奥のほうを鍛え、肺への誤嚥を防ぐ、ラ:舌を丸めて上に動かし、食べものをまとめる機能を鍛える。以上のように今後の歯科の課題を説明した.

 

 

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