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「歯科口腔の重要性を訴えていく」
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2021430日   東京都葛飾区お花茶屋歯医者です!

  • 厚労委員会で吉田委員が歯科関連質問:田村厚労大臣「歯科口腔の重要性を訴えていく」

 

4月21日、衆院厚労委員会で吉田統彦(つねひこ)委員(立憲民主党・医師)が質問に立った。「障害者対策、難病対策としての遺伝子治療薬のアカデミアの開発と医療保険問題」「薬価算定におけるM&Aやパテントの取得費用の取り扱い如何」などを問い質したが、特に「高齢者の歯科受診の減少と健康寿命の関係」として、改めて政府に質問。歯科の重要性を指摘するもので、歯科関係者の共感を得る内容であった。

吉田委員は歯科への理解を示す形で、歯科の現状・要望を踏まえて質問。当然ながら田村憲久厚労大臣の経歴や医療政策に通じている背景を承知の上で、改めて歯科の重要性を指摘し、大臣の歯科への期待・理解した発言を導いた。歯系議員もいるが、医系議員からの歯科への再認識を示したことのもなった。窓口2割負担への疑問、医療費の削減の方法論の事例を示しながら、要旨以下のような歯科を巡る質疑応答が展開された。

まず、吉田委員は、「“骨太の方針”等で、健康寿命において歯科の重要性を指摘しています。しかし、経験的に自己負担の診療費が上がると受診抑制が起こる、というデータがあるようです。今回の改正で後期高齢者の受診抑制が起き、歯の喪失で健康寿命に影響を及ぼします。歯の喪失は、認知症もそうですが、特に誤嚥性肺炎を起こしやすくなるのです。口腔ケアは大事です。歯科に頻繁にかかる方が健康寿命を伸ばすという、政府の方針と矛盾するような意見もあるのですが」と質すと、田村大臣は「歯科口腔という意味からすれば、誤嚥性肺炎を防いだり、糖尿病との関係等、今エビデンスができつつあると聞いています」とした上で、「我々としても、昔は歯科の患者は子供たちが中心でしたが、最近は、高齢者に変わってきており、高齢者の方々にも歯科医院に行っていただきたい。口腔ケアをしっかりしていただきたいという思いはあります」と歯科への理解を吐露した一方で、「新型コロナウイルスで受診抑制が働き、“患者数の減少”とは聞いています。受診勧奨ではないが、必要な歯科口腔、歯科医療を受けてほしいと伝えています。今回の法案は法案ですけれど、私は歯科口腔保健法の提出者の一人でございますので、歯科の重要性を訴えて参りたいと思っています」と基本認識を示していた

この答弁を受けて、吉田委員は「しかし、歯科の先生方はガッカリしていますよ。今は、歯科の方を受診させなくてはいけない時代です。大臣は理解していると思うのですが、高齢者というのは、いろいろな事情があり、歯科を受けずに医科を受けてしまうのです。本当に今は、歯科は受診控えどころか、どんどん受診しなくてはいけないですよね」と迫りながら、「歯科口腔保健法を提出されたのですから、それだけ思い入れがあると思いますので、少し踏み止まって“法案を止めた”と言った方がいいと思います」と歯科の視点からも法案を止めることを促していた。

なお、冒頭、田村大臣は、「財政が厳しい状況で、後期高齢者支援金をこのままでは、若い人たちの負担が増えるということで、今回の法案を出させています。給付自体が伸びていくという大前提ですから、各医療機関に行くお金という意味からすれば、給付が伸びると考えています」とすると、「確かに自然増というのは医学の進歩が大きいです。しかし、それは、新しい技術や新薬が開発・市場に出ることで誰の収入になるのか。それは製薬企業、医療機器メーカーだったりするのです。医療機関のそもそもの取り分に関しては大きく減ります」と強調していた。歯科理解の発言が様々な立場から出ることの意味・影響は大事にしたいことでもある。

<吉田統彦衆院議員プロフィール>1974年生まれ、1999年:名古屋大学医学部卒業、2005年:同大学医学部大学院修了、2009年:衆院選挙発当選(民主党)、愛知学院歯学部眼科教授(非常勤)、日本眼科医連盟参与、日本抗加齢医学会評議員。

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