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国民健康・栄養調査企画解析検討会:“高齢者の低栄養”へ対応 歯科への期待

 平成29年国民健康・栄養調査企画庁解析検討会が3月23日、厚労省で開催され、栄養調査の企画について議論した。重点テーマとして「高齢者の健康・生活習慣に関する実態把握」を挙げ、“健康寿命の延伸・健康格差の縮小”を目標設定の考え方にしている。特に個人の行動変容としてポイントとして次のことを示した。「高齢者の健康・生活習慣に関する実態把握、特に低栄養の実態把握をより高い精度で行うとともに、生活機能の維持に関する実態を把握し、その結果を健康寿命のさらなる延伸に向けて、高齢者の虚弱化の予防又は先送りに逆効果な施策の展開に活用」。この「高齢者の健康・生活習慣に関する実態把握」では、「身体状況:筋肉量」「身体活動・運動:日常生活の内容」「生活の様子:日常生活関連動作、運動器の機能、体重減少、外出の回数、嚥下の状態、食への欲求」が新規項目になっている。

その一方で、平成2932年健康日本21(第二次)における目標として「低栄養傾向の高齢者の割合の増加の抑制」を掲げている。歯・口腔の健康として、「口腔機能の維持・向上(60歳代における咀嚼良好者の割合の増加)」⇒調査項目:咀嚼の状況、調査周期:2年、「20歳代における歯肉に炎症所見を有する者の割合の減少」⇒調査項目:歯ぐきの状態、調査周期:4年、「過去1年間に歯科検診を受診した者の割合の増加」⇒調査項目:過去1年間に“歯科健康診査”を受診した者の割合、調査周期:4年。以上、これらは従来調査と同様にしている。

国民健康・栄養調査の今後の重要テーマ予定は以下の通り。平成30年:所得等社会経済的状況(所得、属性・労働環境、食物の入手可能性等と生活習慣等に関する実態把握)、平成31年:社会環境(健康日本21次期計画を見据えた社会環境の整備関する実態把握)、平成32年:地域格差(健康日本21「第二次」の最終評価に合わせた生活慣習等の地域格差の把握)。

「低栄養の予防」ということには、歯科的アプローチが不可欠と指摘できる。それに関連して、“歯科によると低栄養化予防”に関しては、歯科専門家からマスコミ・学会発表が続いている。こうした中で、「日本人の長寿を支える“健康な食事”のあり方に関する検討会(平成26年1月)で提供された資料(花田信弘・鶴見大学歯学部教授)では、「歯肉の健康が不良であることは低栄養・低栄養危険者の危険指標である。無歯顎者になることは低栄養・低栄養危険者の危険指標である。無歯顎で片顎義歯装着者は、低栄養・低栄養危険者の危険指標である」と明記している。”たかが栄養、されど栄養”であり、高齢者・施設入所者への対応と関係専門職との連携は、今後は増加していくと歯科関係者は想定している。歯科は髙野直久・日本歯科医師会常務理事が検討会構成員に就いている。

【国民健康・栄養調査企画解析検討会構成員】座長:古野純典・国立健康・栄養研究所長、阿部絹子・群馬県健康福祉部保健予防課健康増進食育推進係健康増進専門官、磯博康・阪大大学院教授、宇田英典・鹿児島県伊集院所長、岡村智教・慶大医学部衛生学教授、尾島俊之・浜松医大健康社会医学部教授、迫和子・日本栄養士会専務理事、佐藤泰憲・千葉大学大学院准教授、島本和明・日本医大総長、髙野直久・日本歯科医師会常務理事、瀧本秀美・国立健康・栄養研究所栄養疫学研究部長、田嶋尚子・東京慈恵医大名誉教授、谷川武・順天堂大学大学院教授、寺本民夫・帝京大学名誉教授、羽鳥裕・日本医師会常任理事、樋口進・国立病院機構久里浜医療センター院長、松澤祐次・住友病院院長、宮地元彦・国立健康・栄養研究所健康増進研究部長、村山伸子・新潟県立大学人間生活部教授、横山徹。爾。

 

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